『Americano(アメリカーノ)』または『Macchinetta(マキネッタ)』にお仕立ていたします。
どちらかご希望のデザインとリングサイズ、その他オプションをご指定ください。
リングサイズは0.5号刻みでも制作できます。
(例:8.5号をご希望のお客様はリストから8号をお選びいただき、ご連絡事項欄に8.5号とご記載ください。)
価格は地金代、基本的なオーダーメイド費用も全て込みの完成価格です。
※オプションによって価格変動ございます。
素材:お選びの石、スターリングシルバー、K18YG
ルース(宝石)について
【客観的情報】
・鉱物名:天然ゾイサイト
・宝石名:タンザナイト
・重量:1.39ct
・Color:青紫色
・通常、加熱されています
・寸法約 8.4mm x 6.2mm x 3.8mm(手元のノギスにて計測)
・ソーティング/鑑別書をご希望のお客様はオプションよりお選びください
【主観的情報】
透明感の高い天然のタンザナイトです。
タンザナイトは鉱物名ゾイサイトのなかで青色から紫色の石に対しての宝石名です。
もともと『タンザナイト』の名は一企業のコマーシャルネーム(商品名)でした。
しかしその知名度が、本来の『ゾイサイト』よりも広まったため、宝石名に格上げされたネーミングです。
青・紫系以外にも、ピンクや黄色や緑色の魅力的な石も存在します。
それらはタンザナイトではなくゾイサイトと呼ぶのが正しいそうです。
名前の響きと知名度はやはりタンザナイトの方が良いので、青・紫系以外の石にも素敵な名前がつけばいいのにと個人的には思います。
こちらのタンザナイト、石色は淡いですが、テリが良く明暗のコントラストがクッキリ出ているので、物足りなさは感じられないかと思います。
形状のバランス的には、盤面に対して高さがやや低めですが、その割には色抜けはあまり感じず全体的に輝きが綺麗です。
(写真にはやや色抜け気味に写っておりますね。)
サイズ感的にもなかなかお値打ち感があるのではないでしょうか。
雨に濡れた青紫陽花を思わせるようなお色です。
特に目立った欠点は見当たらず、スッキリクリアーなルースかと思います。
対称性は良く、綺麗なオーバル型です。
タンザナイトは衝撃に対して比較的デリケートな石です。
『覆輪留め』という技法で包み込むようにセッティングするため、ガードル周囲は守られますが、テーブル面をぶつけたりしないように気遣いしてあげてください。
ほんの少しだけ意識していただければ末永く日常使いできるかと思います。
※参考:
お仕立てについて
『Americano』は無地のカレッジリングイタリア風味
『Macchinetta』は直線基調のクラシックモダンリング
両者とも素材は無垢材のK18ゴールドと半艶仕上げのスターリングシルバーのコンビです。
※スターリングシルバー部分はホワイトゴールドやプラチナでも制作可能ですが、別途お見積りが必要です。
特別オーダーのお見積り → Contact
オプションで宝石の周りに粒状の装飾『ミッレグラーネ(ミル打ち)』もご選択いただけます。
オリジナルのタガネを使用して一粒づつ職人が刻んでいくクラシックな意匠です。
石の向きのご希望(縦横)があれば『ご連絡事項』の欄にご記載ください。
縦配置は石の長辺(長軸)がリングの腕と交差する配置。
横配置は石の長辺(長軸)がリングの腕と平行な配置。
菱形配置・正方形配置(イラスト参照)は石の形状が正方形もしくは正方形に近いクッションカットの場合のみ制作可能です。
特にご希望がない場合、『ご連絡事項』未記入でもデザイナーがバランスを見ながら決めますので、ご安心してお任せください。
仕上がりのお好みで『華奢め』『ゴツめ』等のご要望があれば、こちらも『ご連絡事項』の欄にご記載ください。
バランスを崩さない範囲で考慮いたします。基本的にはデザイナーに全てお任せいただくのが一番美しい形になるかと思います。