『Americano(アメリカーノ)』または『Macchinetta(マキネッタ)』にお仕立ていたします。
どちらかご希望のデザインとリングサイズ、その他オプションをご指定ください。
リングサイズは0.5号刻みでも制作できます。
(例:8.5号をご希望のお客様はリストから8号をお選びいただき、ご連絡事項欄に8.5号とご記載ください。)
価格は地金代、基本的なオーダーメイド費用も全て込みの完成価格です。
※オプションによって価格変動ございます。
素材:お選びの石、スターリングシルバー、K18YG
ルース(宝石)について
【客観的情報】
・鉱物名:天然ベリル
・宝石名:エメラルド
・重量:0.986ct
・Color:緑色
・日本宝石科学協会ソーティング付
・通常、透明材の含浸が行われています(通常エンハンスメント表記)
・寸法約 6.0mm x 5.5mm x 4.0mm(手元のノギスにて計測)
【主観的情報】
青みがかった涼やかな緑色の天然エメラルド。
色は濃すぎず、薄すぎず、ちょうど美味しそうな塩梅です。
私が一番初めにジュエリー制作を習った先生の言葉で『石は美味しそうなものを選びなさい』というものがありました。
勿論、好みは人それぞれでそれが全てではありませんが、多くの人から見て素直に美しいと感じられるのは『美味しそうな色』なのかと思います。
バランスの良い石は、光と陰影によるコントラストの立体感が美しいです。
内部全体にうっすらと細かいインクルージョンございますが、エメラルドとしては比較的クリアーです。
表面の傷気は少なく良好です。
斜めからのテーブル面に光を当てた写真で表面状態を確認できるかと思います。
1ctにわずかに届かないサイズですが、エメラルドは比重が軽いので、ルビーやサファイアの1ctよりは大きく見えます。
エメラルドは靭性が弱く、デリケートな石です。
ガードルを包み込む『覆輪留め』の技法で石を留めるので、サイドは比較的守られます。
テーブル面をぶつけない様にだけ、石へのお気遣いをよろしくお願いいたします。
ほんの少しだけ意識していただければ末永く日常使いできるかと思います。
※参考:
お仕立てについて
『Americano』は無地のカレッジリングイタリア風味
『Macchinetta』は直線基調のクラシックモダンリング
両者とも素材は無垢材のK18ゴールドと半艶仕上げのスターリングシルバーのコンビです。
※スターリングシルバー部分はホワイトゴールドやプラチナでも制作可能ですが、別途お見積りが必要です。
特別オーダーのお見積り → Contact
オプションで宝石の周りに粒状の装飾『ミッレグラーネ(ミル打ち)』もご選択いただけます。
オリジナルのタガネを使用して一粒づつ職人が刻んでいくクラシックな意匠です。
石の向きのご希望(縦横)があれば『ご連絡事項』の欄にご記載ください。
縦配置は石の長辺(長軸)がリングの腕と交差する配置。
横配置は石の長辺(長軸)がリングの腕と平行な配置。
菱形配置・正方形配置(イラスト参照)は石の形状が正方形もしくは正方形に近いクッションカットの場合のみ制作可能です。
特にご希望がない場合、『ご連絡事項』未記入でもデザイナーがバランスを見ながら決めますので、ご安心してお任せください。
仕上がりのお好みで『華奢め』『ゴツめ』等のご要望があれば、こちらも『ご連絡事項』の欄にご記載ください。
バランスを崩さない範囲で考慮いたします。基本的にはデザイナーに全てお任せいただくのが一番美しい形になるかと思います。