宝石について少し専門的なお話4 (サイズ・キャラット・比重)

宝石の比重のお話
宝石の大きさを語る際、用いられる単位のキャラット(ct)
これが重さであるという事は、ご存知の方も多いかと思います。
『 1ct = 0.2g 』
同じ1ctでも石の種類(比重)によって見かけ上の大きさ(体積)は、思いのほか異なってきます。
比重とは4℃の水を基準の1とした場合の密度(体積当たりの重さ)の比です。
エメラルドの比重が2.75 (アクアマリン等のベリルも同じ)
ダイアモンドの比重が3.52
ルビーの比重が4.0(サファイアも同じ)
資料によってバラツキがありますが大体こんな感じです。
ルビーは重くて、エメラルドは軽い?
先ほど挙げた三種類の宝石に、同じ形(体積)の物があったと仮定します。
直径約6.5mmのラウンドブリリアントカットの重さは…
エメラルド0.8ct ダイアモンド1.0ct ルビー1.15ct
各々の比重の違いによって、おおよそこれくらいの差になります。

実際にはラウンドブリリアントカットされるのはダイアモンドくらいなので、
なかなか同じ形の石を比較する機会は稀なことかと思います。
だからこそ、こうして計算してみると思っていたよりも差があると感じられる方が多いのではないでしょうか。
エメラルドは軽いから、ctの割に大きくてお得感があるような(^^)
(実はちゃんと計算すると、もう少し軽いです!)
比重は宝石の種類を鑑別する手がかりに使われたり、色々と興味深いものです。
いろんな宝石の比重を調べてみるのも面白いですよ。